御殿場の複合発酵飼料の農場を視察しました。
富士山があまりに近すぎて
普段見る富士山の形をしていません。
さあ、複合発酵の農場に到着しました。
ジ〜ッと前方を見つめ
何かを感じ取るガンちゃん。
打合せの後、発酵肥料と液肥の作成を視察しました。
発酵の熱で70度くらいになる時もあるそうです。
案内してくださった勝亦さんは
発酵菌を大事に大事に育てている方です。
その様子は、まるで子どもを育てる母親のよう。
「元気がいいのでなんでも食べますよ」と
発酵菌のことを我が子のように話す勝亦さんです。
今朝入れた野菜がほとんど跡形もなく
食べ尽くされているそうです。
「固形の食物残渣なら何でも分解しますよ」(by 勝亦さん)
ほんとに食欲旺盛なんですね!
次に見学したのは
野菜や家畜の尿を液肥にする装置です。
「へえ、これが!」と思わず目を見張るガンちゃん。
微生物で分解された液体は、
この状態で液肥として利用されます。
これは、微生物の力を使って
尿を分解するトイレです。
汲み取りの困難な山岳のトイレとして
使用されています。
微生物のおかげで
山ノ上まで汲取の車を走らせなくてすむわけですね。
小さい小さい微生物だけど
すごい力を秘めています。
農場へ向かう途中
築140年の勝亦さんの自宅がありました。
木造住宅、いいですね〜。
「昔の家は、呼吸する家なんです」
と語る ガンちゃん。
足取りも軽やかに農場へ
向かいます。
温室の中です。
先ほどの肥料に種を植えている状態。
「この肥料を使うとランの花付がぜんぜん違います」と勝亦さん。
ガンちゃんが「事務所のランで実験します」というと
肥料2袋をわけてくださいました。
どうなるでしょう。
楽しみですね!