築50年の病院が、東日本大震災で被害。
壁にヒビ割れが生じました。
倒壊するのでは?と心配して、SOSをいただきました。
現場は、所々シートに覆われていて見える部分だけでも危険な状態です。
構造部分が腐れているのが直ぐにわかりました。
駐車場部分の空間を支えている柱も折れていました。
覆っていたシートをはずしてビックリ!
壁が裂けているうえに、ひび割れどころではなく
やはり柱も腐っていました。
この建物は、辛うじて外壁のモルタルでもっているものの
もう一度、大きな地震がきたら崩れてしまいそうです。
特殊セラミックスでブロックを造り
折れ
れた柱を補強します。
建物を全体的に特殊セラミックスで覆います。(写真下左)
すると、塗料がコンクリートと一体化して
モノコック構造として仕上がり
コンクリートの3倍の強度を持ちます。(写真中)
下の写真は、崩れかけていた建物が見違えるほど立派に
頑丈な建物に甦った状態です。(写真右)
これに塗装を施せば完成。
その後施主さんも、安心して病院を運営しておられます。
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